国連人口基金の活動

3つの重点活動領域

国連人口基金(UNFPA)は、3つの重点領域を通じて、世界の人口問題に戦略的に取り組んでいます。

(1) 人口と開発 (Population and Development)
(2) 性と生殖に関する健康/権利 (Reproductive Health/Rights)
(3) ジェンダーの平等 (Gender Equality)

人口問題には、国や社会全体の人口動向を把握し、それに応じた政策を立て実行していくというマクロの(巨視的な)視点と、全ての個人とカップルの性と生殖に関する健康/権利を保障し、推進するというミクロの(微視的な)視点の双方から取り組む必要があります。

人口の急激な増減や、移動により社会が不安定になると、スムーズな発展を続けることが難しくなります。人口と開発は、分かちがたく関連しているのです。

ミクロの視点に立って考えると、妊娠・出産を担い、同時に社会的により弱い立場に置かれていることが多い女性のエンパワーメントを推進し、ジェンダーの不平等を是正していくことが重要です。女性の社会的地位が向上し、経済面でも積極的に社会のシステムに参加できるようになれば、社会全体の開発もより効果的に進み、貧困の削減につながります。今、人間開発(人々が各自の可能性を発揮し、それぞれの必要と関心に応じて生産的かつ創造的な人生を開拓できるような環境を創出すること)と経済開発を並行して推進することが求められているのです。

国連人口基金は、人口問題という切り口から、世界の、特に開発途上国の開発を支援しています。