国連人口基金 事務局長ババトゥンデ・オショティメインからのメッセージ

国際女性の日に寄せて

今、女性の持つあらゆる可能性を解き放つとき

2011年3月8日

本日、私たちは「国際女性の日」をお祝いするとともに、最も基本的な人権、人間としての尊厳と価値、そして男性と女性の平等な権利を推進する私たちのたゆまない努力について、もう一度触れたいと思います。世界人口が70億人になろうとしている今、その世界人口の半分を占める女性たちの可能性を十分に解き放つための絶好の機会と言えるのではないでしょうか。

女児が平等に教育を受けられ、すべての男性と女性、そして若者がセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)を享受することは,真の平等に近づくことでもあります。女性やカップルが、家族計画を実行し、仕事と家族生活のバランスをとることができれば、全ての人々により平等な機会が広がるでしょう。妊娠によって仕事を失うのではないか、という不安がなくなり、妊娠や出産を理由にした女性に対する雇用時の差別がなくなれば、男女の平等に向けての前進といえます。

女児が教育を受けられ、健康を享受し、若年結婚や望まない妊娠、HIV感染のリスクがなくなれば、社会に十分に貢献することができるようになります。
国連人口基金は、女性の進歩は全ての人々のための進歩なのだという信念に基づいて活動を続けていきます。

「国際女性の日」の今日のみならず、これからも私は、国連人口基金の全職員と共に、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを推進していきます。各国政府や、市民社会と協力し、2015年までに、すべての人が教育とリプロダクティブ・ヘルスに関連するサービスを享受できるよう、より一層精力的に取り組んでいくことを再確認しています。

国連人口基金は、最近発足したUN WOMENを含め、世界中のパートナーと連携していますが、これからも共に、ジェンダーの平等と全ての人の尊厳を保障できるよう活動していきます。