国連人口基金事務局長 ババトゥンデ・オショティメインからのメッセージ

「国際女性の日」に寄せて

ジェンダーの平等の強化を


世界中の何百万人の女性と少女にとって、ジェンダーの平等および人権を完全に享受することは未だ達成できていません。

たとえば、年間1400万人近くの子どもが強制的に結婚をさせられています。それはつまり、毎日37,000人の少女が基本的な人権を否定されているということです。開発途上国では、毎日730万人の子どもが17歳以下の母親から生まれています。女性3人のうち1人はジェンダーに基づく暴力にさらされ、現在生存している2億人の女性と少女は、女性性器切除(FGM)を受けています。

本日この国際女性の日に、女性と少女の権利を守るために行動を起こし、長年にわたるジェンダーの不平等を正すよう、各国に呼びかけます。

セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスを含むジェンダーの平等および人権の平等の保護は、それ自体が重要です。しかし、これらは2015年9月に国際社会が採択した国連の持続可能な開発目標(SDGs)など、国際的に合意された社会的・経済的目標を達成するために必要な手段の一つでもあります。これらの目標は、ジェンダーの平等、良好な健康状態、および全ての人のための教育の達成、ならびに貧困の撲滅を重要視しています。

国連人口基金は40年以上、女性の健康を改善し、彼女達の権利を促進するために活動してきています。国連人口基金は、SDGsの目標年次である2030年まで、健康と権利の課題を前進させていき、またそれ以降も世界中の女性と少女が男性と対等な立場になり、基本的な人権を行使できる力と手段を取得できるまで引き続き活動し続けていきます。