UNFPA職員便り

国連人口基金の各事務所で働いている日本人職員を紹介します。

谷口英里さん

ソマリア事務所 ジェンダーに基づく暴力担当官

一橋大学社会学部卒業後、オックスフォード大学にて開発学修士課程を修了。その後、UNDPネパール事務所でのインターン、在京タイ王国大使館政治経済アシスタント、在ネパール女性開発研修センターのジェンダーアドバイザーを務めた後、2011年10月より3年間、UNFPAモンゴル事務所にてJPOとしてジェンダー・プログラムを担当。2014年10月より現職。

2014年10月よりUNFPAソマリア事務所にてジェンダーに基づく暴力担当官として働いている。ジェンダーに基づく暴力を削減するための法制度整備、女性に対する暴力撤廃条約の批准、女性性器切除の撲滅キャンペーン、暴力を受けた女性や子どもたちのための包括的サービス提供(医療、カウンセリング、シェルター、法的支援)、ジェンダー関連プロジェクトの企画・運営・モニタリング評価、資金調達などを主に担当。

今年の4月から日本政府の補正予算による支援を受けて、UNFPAソマリア事務所はソマリア全土で、妊産婦・乳児死亡率の削減を目指し保健システム強化のプロジェクトを実施している。妊産婦が産前・産後ケアを受けられるための恒常的な保健サービスの提供、安全な出産を促進するための助産師学校の設立と助産師の養成、遠隔地でリプロダクティブ・ヘルス・サービスを提供するためのアウトリーチ活動などを行っている。

UNFPA職員便り(5)

(左)UNFPAソマリア事務所スタッフ(2015年11月25日女性に対する暴力撤廃の国際デー)
(右)日本政府の支援で設立したソマリランドにある母子保健センターのスタッフと共に


大橋慶太さん

コンゴ民主共和国事務所 副代表

立教大学文学部史学科卒業後、日本IBM株式会社に勤務。その後大学院留学(モントリオール大学人口統計学博士課程満期退学)、国連人口基金(UNFPA)セネガル事務所にJPOとして勤務。ニューヨーク本部アフリカ局およびチャド事務所勤務の後、国際協力機構(JICA)コンゴ民主共和国事務所勤務を経て、2012年6月より現職。愛知県名古屋市出身。

事務所の副代表として、政府機関への国別援助プログラムの計画、実施、評価を担当している。特に家族計画プログラムの推進、性差に基づく暴力の削減、国勢調査への技術援助が現在のプログラムの最優先分野である。代表をサポートして、事務所の運営、管理(人事、財務、総務など)にも携わっている。コンゴ民主共和国には、国連平和維持軍が派遣されており、また多数の隣国からの難民(主に中央アフリカ共和国、ブルンジ、アンゴラから)および国内避難民を抱えているため(約200万人)、国の開発援助プログラムに加えて、人道支援プログラムも実施している。

またコンゴ民主共和国事務所では、2013年には日本政府からの200万ドルの拠出金をもとに、赤道州北部とマニエマ州における緊急産科・新生児ケアの質の向上のためのプロジェクトを行っており、その担当も務めた。

UNFPA職員便り(2)


戸崎智支さん

本部人事部 人事分析官

早稲田大学政治経済学部を卒業し、事務系総合職として日本の大手鉄道会社に入社。その後、ジェトロ・アジア経済研究所開発スクールで開発経済学を学び、コーネル大学では人事管理修士号を取得。そして、大手石油会社の人事のスペシャリストとして働くなど、民間企業勤務を経て現職。

現在は、国連人口基金の人事部門で国際情勢をとりまく変化に対応すべく、人事部門の機構改革に携わっている。また、今までの経験をもとに独自に作り上げた人事システムを用いて、人事部の効率性、人事戦略の進歩を評価する指標策定等も担当している。

UNFPA職員便り(7)

外務省 国際機関人事センターの「小池絵未の国際機関探訪」に戸崎さんのインタビュー記事が掲載されています。


また、『毎日フォーラム』9月号の特集「国際機関で働こう!」に、国連人口基金で働くことになったきっかけや、ニューヨークの本部で、人事分析官として人事戦略に携わっている様子が紹介されています。詳しくは以下のPDFをご覧ください。

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