所長からのメッセージ2013年1月

国連人口基金 東京事務所長 佐崎淳子からのメッセージ

2013年の皆様のご多幸とご活躍をお祈り申し上げます

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

まず、2012年を振り返りますと、国連人口基金(UNFPA)は10月1日の国際高齢者デーに、報告書「21世紀の高齢化:祝福すべき成果と直面する課題」を発表しました。事務局長ババトゥンデ・オショティメインによる本報告書の発表は、世界で最も高齢者比率が高い日本で行われ、中国・韓国・日本の高齢化分野の専門家を招待した記念シンポジウムも東京で開催されました。一昨年の2011年に、世界人口が70億人に達し、60歳以上の高齢者の比率は特に開発途上国で確実に上昇傾向にあり、このような地球的規模で進む高齢化にどのように取り組むべきかという課題は、ますます深刻になっています。

また昨年は、家族計画の重要性を再認識した年でもありました。7月11日の世界人口デーには、デービッド・キャメロン英国首相とビル&メリンダ・ゲイツ財団により、「家族計画サミット」がロンドンで開催されました。11月14日には、国連人口基金が「世界人口白書2012」を発表し、家族計画を人権と開発のための重要な要素として位置付け、公開シンポジウムでは、人権として、また開発の鍵としての家族計画について参加した皆さまとともに考えました。

今年は、6月に「TICAD V(第5回アフリカ開発会議)」の開催が予定されており、アフリカにおける開発がより重要視される年であります。国連人口基金は、アフリカ政府、NGO、民間セクターやその他の国連機関と連携し、リプロダクティブ・ヘルス、家族計画のユニバーサル・アクセス、妊産婦死亡率の削減や女性の地位向上などのために、アフリカへの支援を行って参ります。

また、「国際人口開発会議(ICPD/カイロ会議)」開催から20年の節目となる2014年に向けて、そして「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成期限である2015年を前に、より一層の努力をして参ります。

今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、国連人口基金事務局長ババトゥンデ・オショティメインをはじめスタッフ一同とともに心よりお願い申し上げると共に、2013年の皆様のご多幸とご活躍をお祈り申し上げます。

Last updated: 2013-01-10