ODAクォータリー第16号(2006年12月)

国連人口基金事務局次長 和気邦夫 2007年1月に退官

人口・開発分野に関心を持つ国会議員の方々と和気が初めて出会ったのは、今から30年以上も前の1973年のことでした。当時、ただ一人の日本人職員として国連児童基金(ユニセフ)インド事務所に勤務していた和気は、国連人口基金からの依頼で岸信介元首相を団長とするアジア人口事情視察団、通称「岸ミッション」の受け入れに当たりました。視察団の中には、国際家族計画連盟の創始者の一人である参議員議員・加藤シヅエ氏、戦後の日本の経済復興の立役者でもあり人口問題の重要性を説いていたアメリカのドレーパー将軍、APDA-AFPPD創立者の佐藤隆・元農水相などがいました。この視察を機に、世界で初めて、人口問題に関する国会議員グループ・国際人口問題議員懇談会(JPFP)が設立され、後にアジア・太平洋、アラブ・アフリカなど、人口開発に関する議員連盟の地域連合体の誕生につながったのです。和気はその後、2000年に、日本人で4人目の国連人口基金事務局次長として就任し、国連職員としての最後の7年間、本格的に人口問題に取り組み、リプロダクティブ・ヘルスの推進に尽力してきました。

国連人口基金事務局次長 和気邦夫からのメッセージ
国会議員の皆様へ
長い間大変お世話になっておりましたが、来年の1月末をもちまして国連人口基金を退官することになりました。色々ご支援くださりありがとうございました。 36年の国連勤務の間、おかげさまでたいした病気も事故もなく、世界中で仕事が出来た事は大変幸運だったと思っています。まだ後任者は決まっておりませんが、これからもよろしくお付き合いください。1月にご挨拶におうかがいします。

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Last updated: 2010-08-18