ODAクォータリー第11号(2005年9月)

スマトラ沖地震被災地はその後
─女性の自立支援のための心のケア

インド洋での地震と津波から半年以上が経過しました。国連人口基金(UNFPA)は、被災者に対し良質なリプロダクティブ・ヘルスサービスを提供する目的に沿って支援活動をおこなってきました。今回は、国連人口基金が行っている、女性や若者に対して自立支援のための心理的ケアと性暴力防止活動についてご紹介します。
インドネシアのアチェでは、国連人口基金が中心となり、精神的外傷を抱えた被災者に対しカウンセリングをおこなう8つのコミュニティーセンターを設置しました。また、ILOなどと協力して、アチェ出身の歌手による無料のコンサートを開催しました。これは、津波後おこなわれた初のコンサートであり、被災した若者たちを大いに勇気づけました。
また、モルディブでは、津波後の混乱状態によって性暴力やHIV/エイズなどの性感染症の蔓延を防止するため、現地のメディアを通じて政府関係者や地域の医療従事者などに対し性的暴力問題への意識を高める活動もおこなっています。
国連人口基金は引き続き、被災地でみられる男女間の被害の違いをふまえ、女性特有のニーズを満たすための基礎衛生キットや心のケア・サービスを提供していきます。

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Last updated: 2010-08-18